なつかしの駅名標
宮崎県

国鉄吉都線飯野駅。飯野はもともと飯野町という自治体で、このあたりでは小林の次に大きな町であった。合併でえびの市になってからも、駅名は長らく変わらなかったが、1990年に隣の上江駅ともども頭に平仮名の市名「えびの」がつけられ、長い名前になってしまった。(1984年撮影)
 
国鉄高千穂線影待駅。高千穂線は、第三セクター化して2005年まで運行されていたが、台風の被害で長期運休となり、結局そのまま廃止されてしまった。影待は険しい地形の崖の下にあり、利用者も少ない駅であった。(1987年撮影)
 
国鉄吉都線京町駅。現在は京町温泉と、温泉改名をしている。隣の加久藤も、今は平仮名の市名に合わせたえびのとなっている。吉都線の北半分は観光客も少ないローカル線の割に改名された駅が多い。(1984年撮影)
国鉄妻線西佐土原駅。妻線は県都宮崎市と西都市を結ぶという意味では、ある程度の需要があった線だが、やはり地方都市の短距離盲腸線の輸送密度では存続が困難で、1984年に廃止された。(1984年撮影)
 
国鉄日豊本線日向市駅。現在は南日向との間に財光寺という新駅ができている。確かに同じ日向市内ながら、南日向との間は6.4kmと、距離がかなり長かった。(1984年撮影)
 
国鉄日豊本線・日南線南宮崎駅。現在は宮崎空港線が開業し、その分岐点に田吉という駅ができている。この駅名標は設計ミスなのか、何とか読めるものの、文字が枠に喰い込んでしまっている。(1987年撮影)
 
国鉄日豊本線・吉都線都城駅。隣の東都城は、もともと三股として開業し、1972年から14年間だけ東都城に改称されていて、また三股に戻ったという、短命だった駅名である。(1982年撮影)


隣の県へ移動
熊本県 大分県 鹿児島県
目次(トップページ)へ戻る



本サイト掲載の文章・写真・画像等を無断で利用することは厳禁いたします。
(c) Copyright 2006-2023 Ekiyama (Natsukashi-no-Ekimeihyo)
inserted by FC2 system