なつかしの駅名標
宮城県

国鉄丸森線岡駅。現在は阿武隈急行。この駅は開業時から変わらないが、槻木寄りの隣駅は、今は東船岡と改称されている。反対の角田側には横橋と似た名前の横倉という新駅ができていて、なまじ昔を知っていると紛らわしい。(1981年撮影)
 
くりはら田園鉄道尾松駅。元の社名は栗原電鉄だが、電車から気動車への置き換えで減量経営を図り、社名も変更になった。だがその後も乗客減が続き、ついに2007年3月末日をもって廃線になり、この駅を含め全ての駅が廃止されてしまった。(2005年撮影)
 
国鉄大船渡線気仙沼駅。ローカル線ではあったが、仙台直通の急行もあり、準幹線の趣があった。隣の鹿折は、のち鹿折唐桑に改称された。東日本大震災後、BRTとなり、鉄道としては実質廃線になっている。(1980年撮影)
リンク:ステーションワールド・気仙沼駅
 
仙山線作並駅。温泉を控える主要駅とはいえ、仙台都市圏を外れており、利用者は多くない。この写真は2003年のもので、奥新川との間にあった臨時駅の八ツ森は、既に2002年を最後に列車が停まらなくなっていたため、隣駅名から外れているが、反対側は臨時駅の西仙台ハイランドがまだ残っている。その後も両隣の駅は休止扱いで、公式な廃止は2014年に2駅同時であった。(2003年撮影)
リンク:ステーションワールド・作並駅
 
石巻線沢田駅。この駅自体が万石浦に面した景色のいい所にあるのだが、1989年に渡波側の隣に万石浦という駅ができた。万石浦駅の方は内陸部にあって、特に万石浦に面しているわけではない。(1978年撮影)
リンク:ステーションワールドオールド・沢田駅
 
東日本大震災後で仙石線が一部不通だった頃の高城町駅。一時的な不通の場合、駅名標には不通区間の駅も掲載されたままの場合も多く、さもなければ紙で塞いだ程度のものも多いが、ここでは完全に隣の駅のない新しい駅名標も見られた。その後仙石線全通とともに仙石東北ラインができたので、現在は仙台寄りの隣駅に塩釜も追加されている。(2015年撮影)
リンク:ステーションワールド・高城町駅
 
国鉄陸羽東線鳴子駅。これを見て、やっぱりそうか、と思った人もいるのでは?当時は「なるご」だが、今は濁らない「なるこおんせん」である。(1982年撮影)
リンク:ステーションワールド・鳴子温泉駅
 
国鉄気仙沼線陸前戸倉駅。2011年の東日本大震災以後、列車が運行されたことはなく、現在は鉄道としては廃止でBRTで運行されている。BRTは駅名も両隣の駅名も変わっていないが、現存の鉄道駅とは言い難い。この区間の気仙沼線開通は1977年なので、この写真当時はまだ開通から4年しか経っていない。(1981年撮影)


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